感染性心内膜炎の予防と治療に関するガイドライン(2008年改訂版)
Guidelines for the Prevention and Treatment of Infective Endocarditis(JCS 2008)
6 真菌(Fungi)
カンジダ属が大部分を占める.抗真菌活性の高いリポソームアムホテリシンBが選択される.相乗効果を期待してアムホテリシンBとフルシトシン(5-FC)を併用することもある.アゾール系抗真菌薬については,現時点では高い治癒率は期待できないと考えられる.
β - グルカン合成阻害作用を有するミカファンギンについても今後の検討が待たれる.真菌性感染性心内膜炎の治療は,まず外科的治療を考慮した上で抗真菌薬投与を行うべきと考える.
Ⅲ 内科的治療 >
2 原因微生物が判明した場合
> 6 真 菌(Fungi)
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