感染性心内膜炎の予防と治療に関するガイドライン(2008年改訂版)
Guidelines for the Prevention and Treatment of Infective Endocarditis(JCS 2008)
11 播種性血管内凝固症候群(DIC)
感染性心内膜炎において,播種性血管内凝固症候群(DIC)を合併することがあるが,重篤な病態で死亡率も高い.In vitro の血小板と細菌の相互反応から,血小板凝集の速さと程度はin vivoの臨床的なDIC 発症と関連していることが知られている.細菌の種類により反応性は異なりStaphylococcus aureusとPseudomonas aeruginosaでは速い平均凝集時間で不可逆的血小板凝集を示し,臨床的にもDIC 発症と関連がある.
Ⅳ 合併症の評価と管理 > 2 心臓外の合併症 > 11 播種性血管内凝固症候群(DIC)
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